カウンターポイントリサーチ (英文名: Counterpoint Research 以下、カウンターポイントリサーチ社)は、CiscoおよびIDEMIA Secure Transactionsが、2026年版グローバル IoT eSIM オーケストレーション Competitive Ranking and Evaluation(CORE)において「ペースセッター」として選出されたという調査結果を含むGlobal IoT eSIM Orchestration Landscape Reportによる最新調査を発表致しました。


カウンターポイントリサーチ社の最新Global IoT eSIM Orchestration Landscape Reportによると、CiscoおよびIDEMIA Secure Transactionsは、2026年版グローバル IoT eSIM オーケストレーション Competitive Ranking and Evaluation(CORE)において「ペースセッター(Pacesetters)」として選出されました。

IoT eSIMオーケストレーションのランキングと競争環境に関して、カウンターポイントリサーチ社シニアアナリストVarun Guptaは次の通り述べています。
「IoTにおけるeSIMの普及は、自動車、ユーティリティ、物流、そしてリモートプロビジョニングと長期のライフサイクル管理を必要とするコネクテッドデバイスにおける需要拡大を背景に、着実に加速しています。初期のIoT eSIM導入は主に自動車分野や高付加価値のエンタープライズ導入に集中していましたが、企業がグローバルなスケーラビリティと運用上の柔軟性を求める中で、より広範でコスト感度の高いIoTセグメントへと普及が広がっています。この成長により、市場はスケールでの接続管理を可能にする、より自動化されたオーケストレーション主導のプラットフォームへと移行しつつあり、自動車とユーティリティがSGP.32ベースのIoT eSIMアーキテクチャの早期採用者として台頭しています。」

図: カウンターポイントCORE: 2026年版IoT eSIM オーケストレーション

出典: カウンターポイントリサーチ社Global IoT eSIM Orchestration Landscape Report, 2026

Varun Guptaはさらに次の通り付け加えています。
「IoT eSIMの導入がスケールするにつれ、市場は基本的なリモートプロビジョニングを超え、ポリシー、自動化、そしてレジリエンスを組み込むことで、接続を高度に管理できるオーケストレーション・プラットフォームへと移行しています。GSMAのSGP.32の登場は、ベンダーロックインを低減し、長期のデバイスライフサイクルに渡って柔軟なマルチプロファイルとマルチネットワーク戦略を可能にする標準化されたIoT eSIMアーキテクチャを導入することで、このシフトを加速させています。これらの進展は総じて、運用の堅牢性を備え、大規模なエンタープライズ環境へシームレスに統合できるプラットフォームへの移行を示しています。」

調査結果に関して、カウンターポイントリサーチ社リサーチディレクターMohit Agrawalは次の通り述べています。
「CiscoとIDEMIAは、市場をリードするプラットフォーム機能と実行力により、私たちのeSIMオーケストレーションCOREランキングでペースセッターとして選出されました。Ciscoは明確な戦略的フォーカスのもと、SGP.32に関して早期の勢いを築きつつ、バランスの取れたIoT eSIMオーケストレーション機能を提供してきました。IDEMIAは、特にSIMライフサイクル管理、eIM機能、クラウドベースのオーケストレーションにおける深い技術力を強みに、オーケストレーションランキングをリードしています。」

1NCE、Aeris、Eseye、NTT-Transatel、Tata Communications、Emnify、Redtea Mobile Group、Telefonica、Valid、Kigenは、今年のCOREランキングでいずれも「リーダー(Leaders)」に位置付けられており、リーダー企業群は、eSIM専門企業とIoT MVNOで構成され、それぞれが異なる強みを提供しています。

eSIM専門企業は、リモートプロビジョニングおよび標準実装に関する深い技術的専門性、とりわけSGP.32対応と自動化の面で際立っています。IoT MVNOは、ネットワーク保有による強みと商用面での柔軟性を生かし、統合オーケストレーションを備えた、レジリエントでグローバルにスケール可能な接続性を提供しています。加えて、高い運用成熟度と、実導入におけるスケール実績も強みです。

Linksfield、10TTech、Trasna、BICS、Airlinqは「チャレンジャー(Challengers)」に分類され、市場リーダーに匹敵しつつある強力で俊敏なオーケストレーション・プラットフォームを示しています。現時点での市場での存在感は相対的に限定的であるものの、機能の厚み、技術成熟度、実行面でのフォーカスにより、IoT eSIM導入が世界的に拡大するにつれて、採用加速と市場影響力の強化が見込まれる有力候補となっています。

Velosと1oTは「アップスタート(Upstarts)」に位置付けられ、初期の市場モメンタムと認知度の高まりを示しています。そして、プラットフォーム機能の継続的な強化により、成熟曲線上を迅速に前進できる立場にあります。

 

能力および実行パラメータに関する背景

私たちは、独自のCOREフレームワークを用い、エコシステムにおける能力と成功度合いに基づいて、eSIMバリューチェーン上の主要企業を分析・評価しています。能力評価には、eSIMライフサイクル管理、SM-SR、eIM、インテグレーション、認証、アナリティクス、モニタリングなどの基準が含まれます。一方、エコシステム評価には、地理的カバレッジ、パートナーシップ、財務指標、価格モデル、プラットフォーム導入状況、トランザクションなどの基準が含まれます。アナリティクス、自動化、認証、統合といったパラメーターは、オーケストレーション事業者がプラットフォームを通じて最適な機能を提供する上で、重要性が増しています。

 

本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://counterpointresearch.com/en/reports/Global-IoT-Connectivity-Management-Platform-Rankings-2026

*本プレスリリースは2026年1月30日に発表されたプレスリリースの日本語版です。原文はこちらをご参照ください。
https://counterpointresearch.com/en/insights/Counterpoint-CORE-IoT-eSIM-Orchestration-2026

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