Counterpoint Research Macro Index:2025年第4四半期
Counterpoint Research Macro Indexにおいて、世界のテクノロジー業界を取り巻く環境とセンチメントをマンスリーでトラッキングしており、次の4つの主要分野を対象としています。
- 消費者センチメント
- 一般的な企業センチメント
- テクノロジー業界のセンチメント
- 政治・政策
カウンターポイントリサーチでは、このIndexにおいてテクノロジー業界の意思決定者にとって重要なマクロトレンドに関して、次のような問いに答えることを目指しています。
✔ インフレ率はいつ正常化すると見込まれるのか
✔ コンシューマーテック製品の需要回復について、どの程度の見通しが立っているのか
✔ 現在、テック業界の景気後退局面のどの段階にあるのか
✔ テクノロジー業界の主要関係者は、足元の地政学的事象にどう対応しているのか
✔ 米中テック摩擦の最近の動きは、どの分野に影響を及ぼしているのか

■ポジティブ要因
経済指標:
- 貿易関連の緊張が一時的に高まる場面はあるものの、インフレは管理可能な水準にある
- 先進国では金利の低下が続いており、利下げ局面は明確に進行している
- GDP成長は再び軌道に乗りつつあり、とりわけ新興国市場の成長がこれを支えている
ネガティブ要因
政策:
- 米国では制度的緊張を背景に政策の予見可能性が低下しており、欧州の中道政権も高まる選挙圧力に直面している
地政学:
- 大規模な地政学的紛争は現時点では抑制されているが、未解決の火種は依然として残っており、市場を突発的に混乱させるリスクがある
AIバブル:
- テクノロジー企業の業績は好調である一方、AI関連の資本支出の投資対効果や持続可能性に対する懸念は高まりつつある
今後想定される方向性
- 貿易摩擦や地政学的緊張は、2026年も管理可能ではあるものの未解決の状態で続く可能性が高い
- 金融政策・財政政策は引き続き緩和的なスタンスを維持するとみられるが、政治リスクが引き続き景況感の重しとなるだろう
- AIは引き続き構造的な重要テーマである一方、市場の関心は効率性、収益化、そして投資規律へと移りつつある