2024.06.04| Data|

Source: Global Smartphone Chipset Market Analysis Q1 2024

BrandsQ4 2022 Q1 2023Q2 2023Q3 2023Q4 2023Q1 2024
MediaTek33%33%31%38%37%40%
Qualcomm19%27%29%26%21%23%
Apple28%26%19%17%20%17%
UNISOC11%8%14%12%13%9%
Samsung8%4%6%5%4%6%
HiSilicon(Huawei)0%0%0%1%3%3%
Others1%1%1%1%1%1%
  • Apple: Appleのチップセットは、季節性の変動によって2024年第1四半期は出荷が減少しました。
  • MediaTek: MediaTekの出荷は、強い在庫積み増し需要に恵まれた2023年第4四半期と比べて、2024年第1四半期は減少しました。特にLTE対応のSoCの出荷は2024年第1四半期に大きく落ち込みました。その一方で、5G対応品への需要が増していることと、同社の第3世代フラグシップSoCであるDimensity 9300が首尾よく立ち上がったことが、出荷に貢献しています。
  • Qualcomm: Qualcommの2024年第1四半期の出荷は、前四半期と比べて減少しました。季節性の変動によってSnapdragon 800シリーズが減速したことが要因です。また、Galaxy S24シリーズが、QualcommとSamsungの両方のチップセットを採用したことで、シェアの一部がSamsungに流れました。
  • Samsung: Samsungの2024年第1四半期の出荷は、前四半期と比べて増加しました。Galaxy S24シリーズに採用されたExynos 2400が貢献しました。また、Galaxy A25に採用されたExynos 1280もSamsungのチップセット全体の数量を押し上げています。
  • UNISOC: UNISOCの2024年第1四半期の出荷は、引き続き減少となりました。それでも、LTE向け製品のおかげで、UNISOCの低価格帯(99米ドル、約6万円未満)でのシェアは伸びています。

世界のスマートフォン向けチップセットの2024年第1四半期の市場シェア(出荷ベース)は以下の通りです。

○ MediaTek 40%
○ Qualcomm 23%
○ Apple 17%
○ UNISOC 9%
○ Samsung 6%
○ HiSilicon (Huawei) 3%
○ Others 1%